【3Dプリンター】ダーツケースの試作
前回、スライサーが正常に機能したので造形してみました。
今回は造形中の画像がありません。
写真はスマホで撮ったのですが、共有と削除を間違えて実行してしまいました。
それでは見ていきましょう。
カードをスライドして格納する構造にしていいます。サイズ感は悪くない。
造形自体はそれなりに上手くいきましたが改善すべき点は多くありました。
今回の改善点としてまず上がってくるのがサポート材。
造形物の小さな隙間には作るべきではありませんでした。というのも今回は1mmという隙間にサポート材を付けたら除去できないくらいガッチガチになってしまったからです。
両端を高度に固定されたサポートは造形物と区別がつかない。
あまりにも固いので全力で剥がそうとしたらサポート材が親指に引っかかり流血しました・・・。もうサポート材であそんだりなんかしないよ(世界丸見え感)
造形物の間にサポートを作るならABSか、ノズルが2つのプリンターでサポート用のフィラメントを使った方が良いです。スライサーの機能を使ってサポートを生成するよりも自前で作成したほうがサポートを作りたい場所にピンポイントで作れるので良さそうです。もしくはサポートが要らない形状にするとか。
あとは軽量化と最小化の為に側面を薄くした部分の造形がやや不安定。
外側と内側の壁の距離が短すぎるためノズルが振動するように往復していたのが原因。ここに関してはノズル口径の倍数にすることを気を付けつつ、もう少し厚くしたいと思います。
ちなみにラフト(ヒートベッドにアミアミにフィラメントを出力しておくアレ)も試してみましたが、ヒートベッドに張り付けているマスキングテープの接着力が弱くなっていることと、室温が低めということもあり収縮してしまい機能しませんでした。ラフトの輪郭部分?が正常に出力できれば収縮によるめくれはどうにかなりそうですが、もう少し勉強が必要なようです。
次回は下記の点を修正して造形します。
- サポートを生成しない。
- サポートを使わずに生成できるようブリッジに角度をつける。
- 外側とカード保持用の部分に厚みをつける。
以上